子牛を産む雌牛の体の美しさやバランスを競うコンテストが、17日伊佐市で開かれました。
「伊佐春季畜産共進会」は牛の生育状況の確認や、農家の育成などを目的に毎年開かれています。17日は伊佐市内で育てられている雌牛35頭が出品され、審査員が、脂肪の付き具合や栄養度を調べたり、体の美しさやバランスを確認したりしました。
審査の結果グランドチャンピオンには、瀬戸口和雄さんが出品した「まつり号」が選ばれました。
JA北さつまによりますと円安や物価高騰で輸入に頼るエサの価格が高止まりし、農家の経営は厳しい状況にあるということです。
(「まつり号」を育てる 倉野晃太さん)「グランドチャンピオンがとれて大変うれしい。飼料価格や資材の高騰が早くおさまってくれれば、畜産だけでなく農業も充実した経営ができるのでは」