日本時間のけさ行われた日本政府とアメリカ政府の関税交渉。赤沢経済再生担当大臣はトランプ大統領と会談し、関税の見直しを求めました。日本政府は今回の交渉をどのように受け止めているのでしょうか。
石破総理はけさ、「次に繋がる協議だった」と評価した上で、「今後もこの問題を最優先に取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。
石破総理
「今後とも容易な協議とはなりませんが、トランプ大統領は『日本との協議を最優先としたい』、このように述べておられます。今回、次に繋がる協議が行われたと、評価をいたしているところでございます」
石破総理は交渉をこのように評価した上で、今後は「閣僚級協議の推移を見ながら、最も適切な時期にアメリカを訪問し、トランプ大統領と直接会談することを考えている」と話しました。
また、自民党の小野寺政調会長は、「1回目の交渉としては非常に成功だった」と評価しています。
日本政府内では、トランプ大統領が出席することで「何を言ってくるか分からない」と警戒感が高まっていましたが、ある外務省幹部は「想定外のことは出なかった」と分析しているほか、政権幹部も「トランプ大統領はかなり礼儀正しくやってくれた」と話しています。
ただ、交渉はまだ始まったばかりで意見に隔たりがあることは変わりなく、予断を許さない状況が続きそうです。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
