警察庁の楠芳伸長官は16日、全国の警察の警備部長らを集めた会議で、大阪・関西万博の警備や今年行われる参議院選挙を見据えた警備上の重要課題を挙げ、指示しました。
警察庁 楠芳伸 長官
「大阪・関西万博が開幕し、これから半年間にわたって開催されるほか、この間、参議院選挙が行われ、台風や豪雨などの出水期とも重なるなど、本年度は警備警察にとって極めて重要な1年となります」
警察庁の楠長官は16日午後、東京・千代田区で開かれた全国の警備部長らを集めた会議でこのように述べました。13日に開幕した大阪・関西万博については、「ウクライナ情勢や中東情勢が日々刻々と変化する中、ドローンを使用したテロや催事の妨害を狙うサイバー攻撃などの発生がまさに現実の脅威となっている」としたうえで、「治安対策上の空白が生じることのないよう、あらゆる事態を想定し、十分な警備体制を確保してほしい」と指示。
また、万博の開催期間中に行われる参議院選挙を見据えて、「要人などに対する襲撃事件を二度と起こさせないという強い決意のもと、警護実施のあり方を不断に見直していくことが必要」と強調しました。
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