雪が残る山間に春の訪れを告げています。宮城県加美町の湿原では、ミズバショウが見ごろを迎え、訪れた人たちの目を楽しませています。

ミズバショウが見ごろとなっているのは、宮城県加美町の山間にある「荒沢湿原」です。広さ4.5ヘクタールに約5万本のミズバショウが群生していて、県の環境保全地域に指定されています。

湿原を管理する荒沢自然館によりますと、2025年は、積雪が多く雪解けも遅かったため、例年より10日ほど遅い4月上旬から咲き始めたということで、いまが見ごろとなっています。

訪れた人:
「小さく咲いているのが可愛い、自然に咲いているのがいい違う」
「まさかここに雪があるとは思わなかった。ここに来てゆっくりするのがいい」

雪が残る山間に可憐に咲くミズバショウ。あと1週間ほど見ごろが続く見込みです。