東日本大震災をきっかけに…

阿部高志さん
「福島の知り合いから『福島の農家さんが困っている、福島の道の駅に農産物が余っているからこれを東京で売れないか』という相談がきたんです。その道の駅に行ったら50人ぐらいのばあちゃん、じいちゃん、農家の生産者たちが待っていたんです。手握られて『助けてくれ』と。やれるかやれないかわからないけど、『俺やるから』と。そこでみんなで泣いて抱き合いました30分」

自分なりにできることを考え「がんばろう東北!東北産直市場」という名前で、福島を始めとする東北のものを販売し、農家などの支えになった。今は「青森です」として首都圏の様々な場所を巡っている。

そこで交わされるよもやま話は、生産者と人をつなぐ阿部さんの架け橋。

阿部高志さん
「青森県の特産品はいっぱいあると思うのですけど、一番のいいところは人間性だと思います。これを大事にしたいと思う。私個人的にはそんな力はないんですけど、東京で繋がった青森の仲間がいっぱいいるので、そういう人たちを応援していきたい」

「販売先で出会った青森県人と定期的に開く飲み会が楽しい」という阿部さん

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分
「TurningPoint」2025年4月15日(火)放送回より