医療用ヘリ 導入に関わった男性
離島では欠かせないヘリコプターでの患者搬送。
主に重症患者を搬送するドクターヘリと違い、軽症の患者も運ぶのが今回事故が起きた医療用ヘリでした。
福岡和白病院で医療用ヘリの導入に関わった男性は、その役割についてこう話します。
米盛病院 冨岡譲二 副院長
「福岡のほうが対馬は近いんですが、県が違うので福岡のドクターヘリが来てくれるわけでもない、本当に困っているという話を聞かされて。ドクターヘリで間に合わない、しかしヘリが必要な患者をお手伝いしようというのが民間ヘリの立ち位置だと思っています」
冨岡さんは今回の事故を受けて改めて離島での患者の搬送や救急態勢について考え直す必要があるといいます。
米盛病院 冨岡譲二 副院長
「今遠隔医療とかIT化とかAIとかいろんな方法があって、無人で患者を乗せるドローンも開発途上にありますしそういったものを使ってより安全に地域で見ていける態勢を作らないといけないのが問題の本質であって、そこに目を向けてほしいと思います」