ウクライナ北東部スーミにロシアによる弾道ミサイル攻撃があり、34人が死亡しました。

13日、スーミ市の中心部にロシアによる弾道ミサイル攻撃があり、ウクライナ非常事態庁によりますと、これまでに子ども2人を含む34人が死亡、117人がけがをしました。

ゼレンスキー大統領は、「ロシアの恐ろしいミサイル攻撃が日常生活を襲った」と非難。「話し合いでは弾道ミサイルを止めることはできない」として、国際社会に対し、ロシアへの圧力をさらに強めるよう訴えました。

フランスのマクロン大統領やイギリスのスターマー首相など、各国の首脳らが攻撃を非難し、ウクライナへの連帯を示す投稿をしていて、ゼレンスキー大統領が次々と引用し、謝意を示しています。

一方、ロシア国防省は14日、スーミにあるウクライナ軍の部隊司令部の会合場所を弾道ミサイルで攻撃したと発表。ウクライナの軍人60人以上を殺害したと主張しています。