情報系の全国大会で優秀な成績を残した高校生が、鹿児島市役所で受賞を報告しました。大阪・関西万博に展示が決まったゲーム機を開発した生徒もいます。
市役所を訪れたのは鹿児島情報高校でコンピュータ技術や機械工学を学ぶ5人です。それぞれ、AIや情報技術を競う全国大会で賞を受賞しました。
3年の尾辻佑樹さんは、指のリハビリゲーム機を開発し、全国情報教育コンテストで「アイディア賞」など4つの賞に選ばれたことを報告。下鶴市長もゲームを体験しました。
光るボタンを指で押しスコアを競うもので、開発のきっかけは、友人が交通事故で指を動かしにくくなったことです。「楽しくリハビリをしてほしい」という思いからうまれたゲーム機は、13日から始まる大阪・関西万博での展示が決まっています。
(鹿児島情報高校3年 尾辻佑樹さん)「最初は展示されるときいてびっくりした、展示をきっかけにリハビリの重要性が認識されていったらなと思う」
万博での展示期間は、7月19日から21日までです。