「女性管理職や議員の割合を決めたほうがいい?」視聴者に聞いた

MRTテレビ「Check!」では、MRTアプリを利用して視聴者のみなさんにアンケートをとりました。

【質問:女性管理職や議員の割合を決めたほうがいいと思いますか?」(回答数 666)
(1)決めたほうがいい 28% (2)決めなくていい 72%

今回、質問を「管理職と議員」とした理由は、両方ともルールを決める、決裁権のある立場だという点にあります。

男性ばかりであると、どうしても男性寄りなルール決めになってしまいがちなので、変えたいのであれば、ある程度、決裁権のある立場に女性が入らないとなかなか変えづらいのではないかという点を、視聴者のみなさんに伺いたかったという趣旨で、このような質問となっています。

視聴者の方々の意見の代表的なものです。

(1)「決めたほうがいい」という方の意見
・管理職、会社においては割合とか決めなくていいと思うのですが、議員は決めた方がいいと思います。ある程度、割合を決めないと、このまま変わらないのではないか

・いっそ数を決めていまうというのもありですね。ただ、頭数に入れたいからと、無理やり組み込まれると違うよなというふうに思います

・単純に世の中の半数女性なのだから、議員や管理職の半数女性でいいと思います。特に子供にとって一番身近な管理職である校長先生や教頭先生に女性が増えて、子供の頃から管理職に男女差はないことを認識してもらえたらいいなと思います

・現状ですと、男性が管理職や議員など多くいますので、どうしても男性が主流で決まってしまいます。女性は少ないのが当たり前となってしまいます。ですから、割合を決めて、強制的にでも女性の数を増やした方がいいのではないかなと思います

(2)決めなくていい
・私は2児を持つ母親です。根本にあるのは、女性の働きやすい職場作りだと思います。管理職に女性がいれば実現できるというのも疑問ですので、理解のある上司を増やすことが先決なのではないでしょうか?対外的なアピールだけでは中身はお粗末なものですよね。

・男性も女性も関係ないからこそ、無理に割合などを決めなくてもいいと思う。自由な選択ができる社会であってほしい

・仕事をする上で本当にふさわしい人だけがなってほしいので無理に性別で決めなくてもいいのかなと思っています。

・私の職場では女性管理職を増やそうとしています。しかし、女性の管理職希望者がいないんですよね

・本来、男女の割合は近くなるべきです。しかし、能力や経験を身につける前に役職につけられてしまう結果、その人自身、人材が潰れてしまうということが起きてしまいます。短期的に単なる数字上の改善を求めずに、中長期的な育成と登用の計画を立てて、着実に実践していくことが重要だと思う。

※MRTテレビ「Check!」4月10日(木)放送分から