4月10日は戦後初めて女性の参政権が行使された「女性の日」ということで、宮崎県内の職場で増える女性管理職に注目します。
管理職として働く女性に仕事に対する思いなどを聞きました。

性差にこだわらない職場の雰囲気に働きやすさ

宮崎市のIT企業「オロ宮崎」。
従業員およそ80人のうち、女性管理職はおととしは1人のみでしたが、現在は3人に増えました。

(オロ宮崎 久保田浩章社長)
「従業員がいかに長く勤めていただけるかが会社の成長につながってくると思っていて、特に、子育て世帯においては、いろんな制度を入れたうえで、退職につながらないように、そういった制度を取り入れることで魅力付けをしている」

去年11月に管理職となった壱岐まりのさん。
性差にこだわらない職場の雰囲気に働きやすさを感じています。

(壱岐まりのチーム長)
「いろんなパターンがあっていくことで社会としても成長できるんじゃないかなとなんとなく思っている」

こちらの蓑毛桃子さんは、4歳と5歳の2人の子どもを育てながら管理職を務めています。

(二児の母で管理職 蓑毛桃子チーム長)
「残業をせずに帰らせてもらう協力体制の下、業務をさせてもらっているので、子育てと両立できているような形になっている」

女性の上司に部下の反応は・・・

(女性社員)
「いつも気にかけてくださるので、女性としても話しやすいというところがあったりするので、とてもありがたい存在だなと思っている」
(男性社員)
「お姉ちゃんみたいな立場で聞いてもらえるので、いろいろ話しやすくて助かっている」