あさってからはじまる「春の全国交通安全運動」を前に、都内ではきょう、タレントの麻生じゅんなさんが一日署長をつとめ、交通安全を呼びかけました。

きょう、警視庁・三田警察署の一日署長をつとめたタレントの麻生じゅんなさん(27)は、自身の経験を振り返り、交通ルールを守ることの重要性を訴えました。

タレント 麻生じゅんなさん
「実は家族を交通事故で亡くしておりまして、そのときの悲しい気持ちだったりとか、悔しいとか、怒りの気持ちというのは本当に今も忘れることがない」

警視庁によりますと、東京都内で去年、交通事故で亡くなった人は146人で、そのうち4割が歩行者だったということです。

三田警察署の野邊隆之署長は「横断歩道を渡る際、横断中も車が来ていないか確認するなど、自らの安全を守る行動をして欲しい」と呼びかけました。

「春の全国交通安全運動」はあさってから15日までの10日間行われます。