新酒の出来栄えを競います。4日、山口県内の蔵元による鑑評会の授賞式がありました。



この鑑評会は、酒蔵どうしが競い合うことで技を磨いていこうと毎年開かれています。

大吟醸酒などの部門に加えて、県オリジナルの酒米を使った「西都の雫の部」など4部門で合わせて116点の出品がありました。

大吟醸酒の部では山口市の新谷酒造の「わかむすめ」が、純米吟醸酒の部では萩市の澄川酒造場の「東洋美人」が、それぞれ最高賞の「最優等賞」受賞し、代表者に賞状が手渡されました。

今回は、気温などの影響で蔵の技が問われる難しい酒造りとなりましたが、出品された酒は味やかおりなど、見事な出来栄えだったということです。

澄川酒造場 澄川宜史 社長
「酒質と品質の向上を目指し、みなさんがんばってますし、同志で山口県の酒を造ってこれからも盛り上げていければと思っています」

来月25日には「山口地酒維新」と題して、山口市で250人限定の新酒発表会も開かれます。