トランプ政権が発表した関税措置を受けて、きょうの日経平均株価も一時900円以上値下がりし、節目の3万4000円台を割り込む全面安の展開となっています。中継です。
トランプ関税ショックがニューヨーク市場から東京市場へと連鎖して、とどまるところを知りません。日経平均株価は917円値下がりし、取引時間中としておよそ8か月ぶりに節目の3万4000円を割り込み、3万3818円で午前の取引を終えています。
「きのうはアメリカ株がやっぱり大きく下げましてね」
「数年に一回、コロナショックとかいろいろありましたけど、その中の一つじゃないかなと思います」
トランプ大統領が発表した相互関税が想定以上に厳しい内容だったことからアメリカの景気後退への警戒感が高まり、きのうのダウ平均株価は終値で1679ドル下落。およそ5年ぶりの下げ幅となりました。
この流れを受けて、東京市場でも幅広い銘柄に売り注文が広がり、全面安の展開となっています。
また、関税ショックから、円相場が一時1ドル=145円台なかばまで円高に進んだことも日本株の重しとなっています。
市場関係者は今後の見通しについて「不透明感はぬぐいきれず、トランプ氏の出方次第だ」としていて、市場の緊張感は高いままです。
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