最近では20代~30代の若い世代にも増加 なぜ?!
帯状疱疹の発症は、一般的に50歳から増加し、80歳までに3人に1人が発症するとされていますが、最近では20代~30代の若い世代にも増えている、といいます。
広島皮膚科医会 河合幹雄医師
「患者さんの数も増えてます。世代別に見ると20代~30代がかなり多くなっていてあとは高齢化で60代~80代が増えているという現状がある」

患者数増加の背景には、2014年から始まった水痘ワクチンの定期接種化があると言われています。
広島皮膚科医会 河合幹雄医師
「お子さんが水痘になると自分の(抗体が活性化して)免疫が上がるが、水痘にさらされなくなってきたから免疫が落ちてしまって、そこで帯状疱疹を発症する20代、30代が増えている。だから、水ぼうそうワクチンの定期接種化のせいで、増えているという風にも言われている」