“働き方のイマ”をテーマにした新シリーズ「work23」。新年度初日のテーマは「仕事」と「プライベート」のバランスについて。時代とともに働き方も変わるなか、理想的なライフスタイルを新社会人のみなさんに聞きました。

各地で入社式 意気込む新入社員「最初は仕事100%で」

新年度が始まり各企業で行われた入社式。スーツに身を包んだ新入社員らが、新たなスタートを切りました。

入社式の日のために、臨時で特急を貸切運行したのは、西武鉄道などを傘下に持つ西武グループです。

新入社員
「僕たち学生時代にコロナ禍を経験して大切な思い出を作れなかった。鉄道会社ならではの取り組みをしていただいて、本当に感謝しかないです」

向かったのは西武ライオンズの本拠地、「ベルーナドーム」です。チアリーダーらも登場し新入社員らにエールを送りました。

新入社員153人が社会人の1歩を踏み出した、「伊藤忠商事」。人材獲得競争が激しさを増すなか、2025年の新入社員の初任給は32万5000円に。

伊藤忠商事 岡藤正広会長
「学生さんはね、僕の経験から言ってやっぱり、初任給で(企業を)選びがちなのね」

こうした待遇に新入社員らは…

伊藤忠商事 新入社員
「もちろん嬉しくて、上がったことはモチベーションにもかなり大きく繋がっているかなというふうに思ってます」

多くの企業が初任給UPに踏み切る中、新入社員にとって趣味や遊びにも使えるお金も増えそうですが、今は仕事に全力投球という新入社員達も。

キユーピー 新入社員
「最初は仕事に100%の勢いでぶつかっていきたいと思っています」

日本製鉄 新入社員 
「全力でやります。(Q.100%?)120%で」