仕事とプライベートのバランス 街の人の“理想”と“現実”

藤森祥平キャスター:
“働き方のイマ”を論じていく中での、仕事とプライベートのバランスについてです。小川さんの理想のバランスはどうですか。

小川彩佳キャスター:
私は結構、仕事も好きですが、(仕事)4:(プライベート)6です。子育てとの両立をしているため、仕事もプライベートもフルコミットになりすぎて、しんどいなと思うこともあります。なので、すこし楽になりたいなという気持ちもあります。

真山さんはいかがですか。

小説家 真山仁さん:
(仕事)100%:(プライベート)100%です。

平日は仕事100%。私の仕事はほとんど遊びのようなもので、自分のやりたいことをやっていますから。

ただ、そうするとだんだん脳も体も痺れてくるので、例えば映画館2本連続で見に行く日は絶対仕事をしない。出来ない日もありますが、どちらも全部100%ということを、この2、3年やっています。

藤森祥平キャスター:
バリバリ現役世代の理想と現実はどうなのかを街で聞いてきました。

――仕事とプライベートをそれぞれどれぐらいの重きを置いて、働きたいと思っていますか。

メーカー勤務 社会人18年目
「理想は5:5のバランスを目指していきたい」

――実際はどうですか?
「仕事7:プライベート3。新しい分野に入って1年くらいで、まだ慣れていないところがあったりして」

フリーランス(50代)
「前の仕事はすごく仕事ばかりで、仕事が90%以上だったので、長い目で見たときにプライベートが幸せじゃないなと思って一念発起(独立)した」

――そのときの理想はどうでしたか?
「出来れば5:5。実際は9:1」

メーカー勤務 社会人19年目
「半々にできるような人はすごい器用な人なんじゃないかと思っていて。その時々によって仕事に偏ったり、プライベートに偏ったりという。みんながみんなそんな器用じゃないとは思う。(両立が)出来れば最高」