判決を前に…兄の思い「このままには絶対にせえへんからな」

 これまでの裁判で事件について何一つ話さない宮本被告。真優子さんの兄・雄介さんは事件後、ほとんど毎日のように墓参りして、真優子さんに裁判の報告をしている。

 (稲田真優子さんの兄 雄介さん)
 「あともうちょっとで裁判が終わるし、なんとしてでも、こんな感じで亡くなった後もないがしろにされるのはかわいそうやから、『このままには絶対にせえへんからな』ということをいつも伝えていますね」

 雄介さんは「妹が生きた年数(25年)だけ刑務所に入ってほしい」と話し、宮本被告に謝罪や反省を求めている。

 “第2第3の真優子さん”を生み出さないようにする手がかりは見つからないまま、10月20日に判決の日を迎える。