被告「ぜひとも死刑を下していただきたい」

 事件から1年3か月が経って大阪地裁で始まった宮本被告の裁判員裁判。今年9月16日の初公判での宮本被告の発言は衝撃的だった。

 (宮本被告)
 「裁判員の方にお願いします。被害者遺族の意図をくむならぜひとも死刑を下していただきたい」 

 一方で真優子さんを殺害したのかどうかについては一切語らなかった。
 検察側は宮本被告が真優子さんを殺害したとする動機について次のように明らかにした。

 (検察)
 「一方的に好意を抱いたが満たされずに殺害した」