きのう正午ごろ、山形県戸沢村の工場で火災がありました。建物への延焼はありませんでしたが、1人が救急搬送されました。

警察によりますと、きのう午後0時5分ごろ、戸沢村古口の生コンクリート工場で、砕石ホッパーといわれる、処理する石などを入れる容器のゲート部分の交換作業をしていた従業員が戻ってきたところ、工場から煙が上がっているのを見つけました。

連絡を受けた別の従業員が119番通報し、火はかけつけた消防の放水で鎮火したということです。この火災で工場敷地内にある生コンクリートプラントの壁の一部を焼きましたが、建物への延焼はなかったということです。

発見した従業員がのどの痛みなどを訴え救急搬送されましたが、命に別状はありません。警察と消防が出火の原因などを調べています。