東京都では、きょうから新築の戸建て住宅などに太陽光パネルの設置が義務化されます。

都は、2030年に温室効果ガスの排出量を半減させる目標を掲げていますが、取り組みの一つとして、新築の戸建て住宅などへの太陽光パネルの設置を義務化します。

都内には太陽光パネルを大量に設置できるような広い土地が少ない一方、建物が多いことから、屋根への設置を促進するため、3年前に全国で初めてとなる条例を成立させていました。

都によりますと、太陽光パネルなどを設置する場合、初期費用はおよそ100万円かかるとしていますが、都は補助金や太陽光パネルから作った電気を利用することで8年ほどで回収できるとしています。