詐欺の実態調査でSNSに“侵入”することも…

巧妙化するSNSのニセ広告による詐欺。スマホや電話のセキュリティーサービスを手掛ける名古屋市中区の会社に聞くと。

(トビラシステムズ技術部 柘植悠孝 課長補佐)
「この(広告の)場合、5000円が5秒で800万円になる、という甘い言葉で広告が入口になって投資詐欺につながる(手口も)増えている」

この会社では実態調査のために実際にSNSに潜入することも。

(詐欺グループの書き込み)
「今週はとても重要で、みんな一生懸命頑張っているね」

投資家を名乗る人物の書き込み。参加メンバーからこんなリアクションが…

(詐欺グループの書き込み)
「そうだね、先生がいなければ、このような利益を得ることはできなかったでしょう」
「本日も良い利益が得られて、本当に感謝してます」

次々書き込まれる成功体験談。アシスタントを名乗る人物も登場し投資金を振り込むための口座情報を伝えてきました。