止まらない円安。18日、円相場が一時、1ドル=149円台まで下落しました。
連日更新される円安。一体いつまで続くのか?山陰の経済や市民生活への影響は?専門家に聞きました。
山陰政経研究所米子支局 戸渡直宏局長
「夏ごろの予測だと150円がボーダーだったんですけど、もはや150円はすぐ見えてくるんで、おそらく155円~160円に」
山陰政経研究所米子支局の戸渡直宏局長は、今後、円安はさらに進むと予測。
すると、企業の倒産が懸念されると言います。
山陰政経研究所米子支局 戸渡直宏局長
「地元銀行なども言っているんですけど、この年内で廃業も含めて、やめてしまう、倒産してしまう企業は爆発的に増える、これまでなかったくらい増えるのではと言われています」
そして市民生活では、年末にかけて、衣食住に関わるあらゆるものの価格が上がるおそれがあるとのこと。
山陰政経研究所米子支局 戸渡直宏局長
「年明け以降、物価は少しずつ下がってくるということで、(アメリカの)金利もそこが上げ止まりなのかなと。いきなり円安が戻ることはないので、天井が見えて、徐々に下がってくると思われます」
新型コロナの感染状況が落ち着きを見せ、リベンジ消費が期待される中、円安が足かせとなるかもしれません。
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