高校生でタバコ・酒・・・

小児科医 河原風子さん
「(高校の時は)夜バイクで走ったりとか、車もそうですけど、タバコ吸ったりお酒飲んだり、いわゆる非行少女という形で生きてました」

母親のしつけが厳しく、「理解されない」という思いを抱いていた河原さんにとって、非行仲間と過ごす時間は、大切な「居場所」だったそうです。
小児科医 河原風子さん
「同じような境遇の子が多くいるので、ひとりじゃないなとか、分かってもらえるなとか、共感してくれる場所だったかなと思います」

そんな河原さんに「あんたはそんな子じゃない」と本気で向き合ってくれたのは、中学生の時にぜんそくを治療してくれた女性医師でした。
小児科医 河原風子さん
「自分に真正面から向き合ってくれたっていうのが、なかなかレアな存在でとてもありがたかったです」