多感な思春期には心の不調に伴って様々な症状が出ることがあります。
北九州市のある女性医師はそんな少年少女を対象に診療を続けています。
自らが非行少女だったからこそ理解できることがあると子供たちに寄り添っています。
悩める親子の居場所「みらい外来」

医師「学校はどんな?最後に行ったのはいつ?」
少女「年明けに3日くらい連続であって」

少女の話を聞いているのは、小児科医の河原風子さん(42)です。

「悩める親子の居場所を作りたい」という思いから、2024年、北九州市若松区に「風の子クリニック」を開設。

心の不調に伴う症状などに悩む子供たちに、「病気を治すだけでなく、未来を明るく生きてほしい」という思いを込めて「みらい外来」と名付けました。