元農林水産大臣で衆議院議員を6期、参議院議員を2期務めた田名部匡省さんが26日未明、亡くなりました。90歳でした。

田名部さんは、アイスホッケーの選手として1960年スコーバレーオリンピック™(米国)、1964年インスブルックオリンピック™(オーストリア)に出場。

1972年の札幌オリンピック™には、監督としてチームを指揮し、日本アイスホッケー界の一時代を築きました。

顧問を務める日本アイスホッケー連盟は、訃報を受けてコメントを発表しました。

以下、コメントのほぼ全文です。

長きに渡りアイスホッケー界を支えてくださった弊連盟顧問の田名部匡省様が、3月26日にご逝去されました。

田名部匡省様は、岩倉組のDFとして活躍し、1960年のスコーバレー、1964年のインスブルック五輪に出場。両五輪では、古河電工の島田繁選手とDFコンビを組み、攻守にわたり日本チームに貢献しました。

その後、西武鉄道監督、日本代表監督を歴任した後、日本アイスホッケー連盟の副会長を14年、理事を19年歴任し、日本のアイスホッケー普及発展にご尽力されました。

故人のご功績を讃え感謝するとともに、ご冥福をお祈りし、謹んでお悔やみ申し上げます。