東北新幹線の運転見合わせで新青森発着の上下線13本が運休となるなど、影響が広がりました。その後、JR東日本は26日午後6時10分に、約7時間半ぶりに全線で運転を再開させました。

東北新幹線は、仙台駅から白石蔵王駅の間で風が強まり、風速計が規制の値に達したため、午前10時半ごろから東京駅から盛岡駅の間で運転を見合わせました。

新青森駅の窓口は、チケットの払い戻しなどに訪れる利用者が列をつくりました。

新幹線の利用者
「いずれ動くでしょうが、はっきり分からないということは、やっぱり困りますよね。残念です。もうちょっと待ってみます」

「秋田から新函館北斗に行く。足止めをくらってしまって出張の予定をキャンセルして、リスケしなきゃいけなくなるので再開を祈るばかりです」

JR新青森駅を発着する新幹線の運休本数は、新青森駅から東京駅間で5本、新青森駅から新函館北斗駅間で8本となっています。

運休に伴い、県庁で予定されていた太陽光発電の協定締結式が東京の事業者が来県できず中止となるなど影響がでました。

JR東日本は、その後、午後6時10分に全面で運転再開しています。