25日午前、青森県十和田市でサルの目撃が相次ぎました。目撃情報は1日で12件です。これまでのところ、人や農作物への被害は確認されていませんが、警察や市はパトロールを強化して警戒を続けています。

1頭のサルが電線を器用に渡っています。
十和田市で25日午前に相次いだサルの出没。これまでに市民から12件の目撃情報がありました。

今野七海 記者
「サルの目撃があったのは十和田市の中心街で、この通りを東方面に通り抜けていったということです」

市内では、午前6時半過ぎに赤沼地区で最初の目撃情報があがると、その後、サルは国道102号沿いを西から東に移動したと見られ、市の中心部の官庁街通りや新渡戸記念館で出没し、午前11時前に三本木地区で目撃されたのを最後に姿をくらませました。

市などによりますと、目撃されているのは2頭のサルで、いずれも約70~80cmほどで一緒に移動していると見られています。

これまでのところ人や農作物への被害は確認されていませんが、市は防災無線やメールで市民に注意を呼びかけています。