利便性向上 一方落とし穴も…

マイナ免許証のメリットと、デメリットをまとめました。

・更新手数料は、マイナ免許証のみを保有する場合、運転免許証だけの人に比べて750円安くなります。一方、両方保有する人は、それぞれで手数料がかかるため一番高くなります。

・免許更新時、優良と一般のドライバーは講習をオンラインで24時間受講することが可能になります。

・住所変更の手続きの際は、役所に届け出れば、警察での手続きが不要になります。

役所での住所変更やオンライン講習を利用する際は、マイナンバーカードを受け取った際に設定した暗証番号が必要です。また、免許更新の手続きに必要な視力検査や写真撮影は、警察署などで行わなければいけません。

一方で、マイナ免許証には意外な落とし穴もあります。

・一体化したカードを紛失してしまうと「マイナンバーカード」と「免許証」を2枚同時に無くしたことになります。そのため、役所と警察署の2か所で再発行の手続きをしなければなりません。

・マイナ免許証を取得した後に、マイナンバーカードの有効期限が切れて更新した場合、免許証の情報が消えるため、再度、一本化させる手続きが必要となります。警察によりますと、今年の秋ごろにはマイナンバーカードを更新すると免許情報が自動的に記録されるシステムの運用が始まる予定だということです。

メリット、デメリットも踏まえ、自分の都合に合わせてマイナ免許証の取得を検討するのがよさそうです。