日銀が政策金利を0.5%に引き上げた1月の会合で、複数の委員から利上げを検討するうえで「適切な環境だ」との意見が出ていたことがわかりました。
日銀がきょう公表した1月会合の議事要旨によりますと、アメリカのトランプ新政権発足後もマーケットが混乱しなかったとして、複数の委員が「大きなイベントを無事に通過し、国際金融資本市場が比較的落ち着いている」との認識を示したということです。
そのうえで、これらの複数の委員は「政策金利の変更を検討するうえで適切な環境だ」と指摘しました。
また、今後の利上げについて、ある委員は「新年度の後半に1%程度という水準を念頭に置いて利上げをすることが望ましい」と述べた一方、別の委員からは「利上げのたびに影響を見極めながら政策を調整していくことが必要」などの慎重な意見も出ました。
日銀は経済や物価の情勢が見通し通りに進めば、更なる利上げを検討する姿勢ですが、植田総裁は先週、「簡単に判断できない状態」と述べ、アメリカを中心とする世界経済の動向を慎重に見極めていく姿勢を示しています。
注目の記事
「あの顔を忘れることはない」殺害され、眠るように横たわる高校2年生の娘…他人事ではなかった“被害者”という立場、父が語る記憶【3部作の前編】

「明治のラストサムライ」305人 東北に残した足跡…囚人として、武士として生きた薩摩の男たち

お尻から血や膿が出続けるクローン病 10代~20代中心に10万人近い患者、多感な時期に社会と距離… 「一人で悩まず、当事者のつながりを」

「出せなくてごめん」妻子が倒壊ビルの下敷きになった居酒屋店主 遠く離れた神奈川から“復興の力”に 能登半島地震2年

1月1日生まれは「誕生日ケーキが食べられない?」 元日営業を30年続けるケーキ店「求められる限り続けたい」

【言葉を失ったアナウンサー】脳梗塞による失語症 「話すのは、アー、ウーだけ」…最重度の “全失語” を乗り越えたリハビリの日々【第1話】









