山形県上山市で、おととい「二十歳のつどい」が開かれ、晴れ着姿の参加者が、将来に向け決意を新たにしました。
今年の上山市の「二十歳(はたち)のつどい」は、今年度20歳になる228人が対象となり、そのうち170人が参加しました。

会場には式典の開始前から多くの人が集まり、晴れ着姿の人たちが、旧友との再会などを楽しんでいました。
「形式ばった式典だけだと生の新成人の声とかが聞けないので、新成人の生の声で伝えてほしいなと思って企画しました」
会場では、有志からなる実行委員会が、参加者にはたちの決意などを語ってもらう企画を立案し、会場に直接来ることができない保護者などのためライブ配信されました。

男性代表者は「多くの大人たちからゆとり世代、Z世代、悟り世代と言われるのはもう終わりにして、私たちの時代から夢を叶える世代として、実現していきましょう」

また、式典では市内3つの中学校の恩師からビデオメッセージが届き、懐かしいエピソードに参加者は笑顔を浮かべていました。

また、今回は上山市内の企業18社が、二十歳になる人たちを祝おうと抽選会に協力し、コメや宿泊券など魅力的な景品の数々に会場は盛り上がりを見せていました。
将来に向け新たな一歩を踏み出す参加者たち。どのような未来を思い描いているのでしょうか。
「自分は教育学を学んでいるので、(地元を)教育から盛り上げていければと思います」
「外資系に勤めたいと考えています。いつかは(地元に)帰ってこれたらなと思っています」
「福祉系の大学に通っていて、山形に戻ってきて、福祉系のところで働けたらなと思っています」
「自分の責任を自分でとれるかっこいい社会人を目指してなりたいと思います」
会場ではこんなサプライズをする人も・・・!
男性「一番イケているやつを渡そうかなと思って」
Q彼女の姿を見てどう?
男性「やっぱりかわいいですね」
女性「うれしいです」
Qこれからは?
女性「楽しく過ごしたいです」



社会人に学生と、それぞれの道を歩む参加者らは、自身の将来に向け決意を新たにしているようでした。