社会実験として導入されている青森空港有料道路の「往復割引期間」が、2027年7月まで延長されることになりました。延長は5回目です。

往復割引の社会実験は、料金徴収期間を10年間延長することに合わせ、より多くの人に利用してもらおうと2017年に始まりました。

往復で利用する場合、復路の料金が全ての車種でワンコイン=100円になる制度で、当初は1年間の期間限定としていました。

しかし、制度導入前の年と比べ年間交通量で2割、料金収入で1500万円ほど増えたため、県道路公社は「大きな効果があった」として延長を決めました。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で社会実験の効果の検証ができず、今回が5回目の延長となります。

公社では今後、冬の交通量と積雪の関連性を調査したうえで、国から許可を得ている料金の徴収期間満了日・2027年7月18日まで社会実験を行ないます。