青少年の心の居場所「PEACE OPEN CAFE」

近年、青少年の自殺やうつが増加しています。
今回は、新宿NPO協働推進センターでボランティアの大学生と一緒に開催されている、青少年の心の居場所「PEACE OPEN CAFE」を取材してきました。
この「PEACE OPEN CAFE」の活動を行っている「日本ピーススマイル協会」の代表理事、越智 創さんに、このような活動をするに至った経緯について聴きました。
「日本ピーススマイル協会」の代表理事 越智 創さん
「私、牧師なんですけれども、恩師も牧師でして、その方が国の問題に自分事として取り組むべきじゃないかっていう一言をおっしゃってくださったときに、結構自分に刺さったんです。
また、自分が元々サラリーマンをしていたときは人材業界にいたので、結構うつの問題とか、自殺の問題っていうのは頭の隅にあったんですよね。
なので、日本の国の問題って何だろうって思ったときに、すぐ自殺の問題っていうのが出てきました。
当時、日本では自殺者数が結構高止まりしていたんです。そこで自殺を根本的に解決したいと思ったときに、やっぱり心が苦しくて、命を絶つっていう現実がありますので、心のケアをできたらいいんじゃないかっていうところで始めました」
越智さんが実際に活動を始めてから、一度、社会全体の自殺者数が落ち着いたということもあり、活動を休止していました。
ただ、若者の自殺者数は減っていないことに気づき、まだまだできることはやらなければいけないということで、法人化してより本格的に活動を始めたそうです。