「個人情報が少し不安…」
(「マイナ免許証」を選ばなかった人)
「今まで運転免許証だけだったので、このまま継続していこうかな」
「マイナンバーカードも個人情報が少し不安なところがある。従来の免許証でも問題なく過ごせていた」
「マイナ免許証」を紛失した場合、自治体の窓口でマイナカードの再発行、さらには免許証と再度、一体化する手続きにあわせて最長で1か月程度かかる可能性も。

また、今のシステムが更新されることし秋ごろまでは、「マイナ免許証」を取得したあと、マイナカードの有効期限が来て更新すると免許証と一体化する手続きをやり直す必要があります。
(愛知県警 運転免許課 姫嶋祥光 課長)
「来場者のマイナンバーカードの有効期限をまず確認して、有効期限がことしの秋ごろまでの人はまずマイナンバーカードの更新をしてもらう。その後に保有形態の変更、マイナ免許証への移行を促す」
3月6日に名古屋の街で30人に聞いた際も「マイナ免許証にしない」という人が多数派でした(「マイナ免許証のみ」6人、「両方持ち」9人、「従来の免許証のみ」15人)。

(「従来の免許証のみ」の人)
「(更新手数料が)安くなるのはいいが数百円だったと思う。持ち歩いたら怖い」
「新しいものがよく分からないので、従来の免許証がまだいいかな」
(両方持ちの人)
「どっちかがダメになったときに予備があると安心だなという気持ち」
こうした中、トラブルも…。
愛知県内では一時、14の警察署でシステム障害が発生し、マイナ免許証に運転免許証の情報を記録する手続きができなくなりました。

また、「マイナ免許証」の免許証の情報を確認するアプリで、「普通自動二輪」や「大型自動二輪」の表記が正しく画面に表示されない不具合も見つかりました。
スマホ版はすでに修正され、パソコン版は速やかに対応するということです。