火山灰処理に「10年以上かかる可能性も」

日比キャスター:
火山灰が積もった場合、どう処理していくのでしょうか。

降灰量は約4.9億立方メートル東京ドーム400杯分と想定されています。処理に3年かかったという東日本大震災の廃棄物の約10倍です。

東京大学総合防災情報研究センターの関谷直也教授は「10年以上かかる可能性も。処分方法が決まっていないので地域連携して早急に決める必要がある」としています。

火山灰の処理方法についても、自治体の協力・連携が必要になってきそうです。

歴史・時代小説家 今村さん:
家庭だけではなく政府も(噴火は)起こり得ることとして、準備しておく必要がありますね。

山内キャスター:
家庭の中の備えでいえば、地震のときと同じような備蓄、飲食料や簡易トイレなどは、地震でも噴火でもどちらも使えますよね。

歴史・時代小説家 今村さん:
鹿児島の桜島などの噴火の知見も生かせるのではないかと思います。

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<プロフィール>
今村翔吾さん
「塞王の盾」で第166回直木賞 受賞
歴史・時代小説家 30歳までダンス講師