厚生労働省は、1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が1医療機関あたり「3.26人」で、前の週のおよそ1.4倍になったと発表しました。

厚労省によりますと、今月19日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり「3.26人」でした。

前の週よりもおよそ1.4倍になっていて、9週連続の増加となっています。

都道府県別でみると、沖縄県が「15.04人」と最も多く、次いで千葉県の「6.99人」、埼玉県の「6.23人」となっていて、首都圏でも感染者が増えています。

また、インフルエンザの影響により全国の373の学校などで休校や学級閉鎖となっていて、厚労省は、マスクの着用や手洗いなど、感染対策を呼びかけています。