これまでベトナム出身が中心だった学生が今年度5カ国に広がったのは、介護の分野に進む学生の受け入れを始めたからです。
前の年度までは高度人材の育成に絞っていましたが、そこを広げたことで幅広い国から学生が集まりました。

日本語の力を身につけて更に介護の専門学校へと進み、就職先を見つけるのが学生が思い描く目標のひとつ。
日本語学校卒業の段階で就職が決まれば、就職先からの支援を受けながら専門学校で学ぶことができます。

だから学生たちは必死、生活費のために全員がアルバイトもしていますが、勉強で手を抜くわけにはいきません。

鳥取城北日本語学校 油野利博校長
「いい加減な気持ちで日本に来てるわけではないなと。きちんと資格を取って日本で最低5年間仕事をして本国に帰りたいと、そういうのはありありと見えました」