広島市のループ橋で、ダンプカーと乗用車が衝突した事故で、3人を死傷させた罪に問われているダンプの運転手(59)の裁判が21日、広島地裁で始まりました。運転手の男は、起訴内容を認めました。

起訴状によりますと、男は去年11月、広島市安佐南区でブレーキなどを的確に操作せず、ダンプカーを横滑りさせながら、対向車線の乗用車に衝突。乗用車はループ橋から転落し、夫婦を死亡させたほか、同乗していた娘にも後遺症を伴う大けがをさせたとされています。21日に開かれた初公判で、男は起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「ダンプカーの速度が出すぎていると感じ、ギアを落とそうとしたが、うまく入れることができなかった。フットブレーキも踏まなかった」などと指摘しました。

被告人質問で男は、ギアを入れられなかった理由について聞かれると、「いつもならできることができなくなくなってしまった。体が思うように動かなくなった」と話しました。

次回の裁判は5月2日に開かれます。