物価の変動を示す2月の全国の消費者物価指数は3.0%上昇しました。3か月連続で3%台の高い伸び率です。

総務省が発表した2月の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合が109.7となり、去年2月と比べて3.0%上昇しました。

政府の電気・ガス補助金の効果で、伸び率は4か月ぶりに縮小したものの、3%台の高い伸び率が3か月続いています。

特に「コメ類」は去年夏以降、高騰が続き、80.9%と大幅に上昇。1971年の統計開始以来、最大の上昇率です。

また、原産地の天候不良などで▼チョコレートは30.4%、▼コーヒー豆は22.9%と大きく上昇したほか、キャベツやみかんなどの生鮮食品は18.8%上昇しました。