いまは「サウナ面接」「お花見しながら面接」も
上村キャスター:
そして、超売り手市場で生まれた言葉があります。「採用氷河期」という言葉です。

就活事情に詳しい石渡嶺司氏によると、▼就職氷河期の面接は男性の面接官が多く、「貢献できるの?」「何ができる?」「志望動機は?」など、なかには圧迫面接もあったかもしれません。
そこで学生は「何でもやります」「頑張ります」と必死に答え、企業側が強気なので、面接の回数は5回から6回が多かったということです。いまは、2~3回という企業もあるそうです。

▼採用氷河期の面接は、「私の性格は…」「学生時代には…」と学生が語るスタイルで、面接官は聞き役に徹します。基本は1対1ということもあるそうです。
学生がリラックスして話せるように、いまは「サウナ面接」や「お花見しながら面接」という企業もあるそうです。
井上キャスター:
面接の最後に「言い残したことありますか?」と聞かれて、そこで自己アピールをしていました。
私は面接官をすることがあるのですが、いまでは「御社の強みなんですか?」と学生から逆質問されるケースが相当増えた気がします。それで、面接官が焦ったりしています。