学生が面接官になったら…話題の就活動画

上村キャスター:
就活で話題の動画があります。

『カメラを止めるな!』などの上田慎一郎監督が「就活面接の立場を逆にして見せれば、現代日本が抱える様々な問題を風刺した作品ができると思いました」と制作した就活で話題の動画があります。

――令和X年、少子高齢化の加速により、就活生が会社を選ぶ時代となった。

学生役(面接官)
「じゃー皆さんの会社に入るメリットを教えてください」

A社役
「必ず定時でご帰宅いただけます。有給も好きなだけ差しあげます」

B社役
「出社頂かなくても結構です。ご自宅からご自身のペースでお仕事をして頂けます」

C社役
「正直うちは残業もある。有給は規定どおりだ。出社はしてくれ。生の交流を大事にしてるからだ。メリットはやりがいだ。やりがいを見つけるのは、お前だ」

学生役
「敬語使いましょか。なんすか、その口のききかた。雇う側ですよ。選ばれる立場っすよ。ありえねー」

C社役
「いや、あのこれはなんていうか」

学生役
「ヒゲ剃ってくるでしょ、フツー。礼儀なってなさすぎー」

C社役
「すみません」

学生役
「こちらの会社(B社)にします」

B社役
「あ、有難うございます」

学生役
「いつから働けばいいすか?」

B社役
「いつからでも」

C社役
「あ、そう」
※TikTok「@PICORE」より

井上キャスター:
お互いがお互いを選ぶのは、それでいいと思います。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
極端な気がしますよね。ちょうどいい塩梅がありそうなのに、結局需要と供給でそこはいかないんですよね。

いまはフリーランスになっている人も多いですから。

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<プロフィール>

今村翔吾さん
「塞王の盾」で第166回直木賞 受賞
歴史・時代小説家 30歳までダンス講