一人暮らしの浮田さん CO2排出削減の取り組みは?
大阪出身の浮田さんは、仙台市内のアパートで一人暮らしをしています。CO2を減らすために取り組んでいることを見せてもらいました。

浮田さん「では普段の洗顔のやり方ですね。私はもう(お湯ではなく)水だけでやってしまっています。あまり多く出さないようにしていまして、だいたいこれくらいの少しの量で…(洗う)すぐ止めてあげる」
ふだん何気なく出している水道水も、家庭に届けるのに電力がかかるため発電所でのCO2排出につながります。水を温めてお湯にすると、ガスの燃焼などによりさらにCO2が出ます。
浮田さん「実際、5リットルのお湯を使うために40グラムのCO2が発生しているということが計算できます。私たちのすべての生活の中でCO2は出ると思った方が良いですね」

浮田さんは、料理でも節電につながる「エコクッキング」を心がけています。
浮田さん「少し水を入れてあげた後に(ふたを乗せる)蒸し焼きにしてあげる。こうすれば中の火はある程度ある状態なので、火を止めてしまって、あとは余熱でしばらく待ってるだけでもけっこういい感じにできたりします」

さらに、昼食も週に2回は手作り弁当にしています。コンビニ弁当だとレジ袋や容器のプラスチックがCO2の排出源になるためです。

浮田さん「結局、このプラスチックをつくるためのCO2、そして捨てる時の燃やすためのCO2っていうのがかかります。ですので、やはりこうやってお弁当をつくってあげるだけでもかなりCO2を減らすことには効果があるのではないかと思います」