豪雨で「海、死んでいる」「心が折れた」
輪島の海女漁保存振興会 門木奈津希 会長
「地震でもねショック受けたのにもう水害の後はみんな心折れたね本当に」
海女 笹原麻紀さん
「もう入られないと思った。海、死んでいる」
話を聞いたのは海がどうなっているか調査するため潜った翌日でした。

海女 浜谷美恵さん(44)
「(海底に)泥は見つけられなかった。海藻もない」
海女 坂口さゆりさん
「岩場はちょっと色も変わっていて」
「潜るのが好き」海女たちの思い
相次ぐ海の変化。

さらに出荷するために必要な港のインフラが復旧していないため漁をいつ再開できるか見通しは立っていません。
海女 浜谷美恵さん
「潜りたいですけどね。いろいろなんか簡単にできない」
海女 坂口さゆりさん
「海入りたいですけど、サザエとっても置いとく施設もない」
それでももう一度海に出たいと前を向く姿が印象に残りました。
海女たち
「潜るの好きやしね」「昨日もね、久々に海に潜ったらキャピキャピ、ワイワイワイワイ。冷たいのに。水が冷たいのにね」「みんな生き生きしていた」