地震に豪雨で 心のよりどころが・・・

宗像で島からご神体を船に乗せて本土まで運ぶ「みあれ祭」のように、輪島では舳倉島の祭神を本土に迎える名舟大祭(なふねたいさい)が行われています。

その舞台となる海に立つ鳥居は地震で倒れ、神社の社殿も崩れ落ちていました。

さらに、海士町の神社を半年ぶりに訪ねてみると・・・

RKB 宮脇憲一 アナウンサー
「この先に海女さんたちが信仰する海の女神を祀る神社があるんですけど、木や電柱がなぎ倒されています」

去年9月の豪雨で裏山が崩れ落ち、地震の後もかろうじて残っていた社殿ごと押し流されていました。

去年9月の豪雨で土砂災害が相次いだ能登。

流された土砂が行きつく先が海です。

海女 笹原麻紀さん
「本当地震よりも酷いし、もうなんていうか。今まで自分らの漁場としていたところも全滅だった。全滅もう全部埋まってしまって、生えていた海藻も1本もなくなりました」