食品のパッケージに表示されている“おいしく食べられる期限”を示す賞味期限。消費者庁は、この期限をなるべく長く設定するよう求める案をまとめました。食品ロスを減らす狙いがあるようです。
「賞味期限」どのくらい気にする?

都内で一人暮らしの大学生に、冷蔵庫を見せてもらうと、2週間ほど前に賞味期限が切れた納豆が。さらに、戸棚には賞味期限が3か月前に切れたスティックタイプのインスタントコーヒーも。

大学生 佐藤伶さん(21)
「(Q.気持ちとしては?)もったいないなと思いますね。捨てようかなという感じですね」
賞味期限、みなさんはどのくらい気にしていますか?
70代
「気にしますね。買う時にパッケージみますけど」
20代
「お好み焼きを家で食べて、お父さんが鰹節をかけたんですよ。それがめちゃめちゃ賞味期限が切れてて変な味がして。この鰹節のせいでご飯がまずくなった」
東京在住(19)と静岡在住(19)
「(冷蔵庫には1年前に買った)醤油、めんつゆ、粉チーズ」
「粉チーズは…やばそうだけど」
「(Q.きょうは一緒の家に帰る?)そうですね。だから二人で一緒に探して捨てようかなと思います」
ほとんどの食品に表示されている「消費期限」「賞味期限」のどちらかの期限。

▼消費期限は「安全に」食べられる期限で、弁当や肉など、短期間で傷みやすい物。一方、▼賞味期限は「おいしく」食べられる期限、缶詰や冷凍食品など比較的傷みにくい食品に表示されています。