「生きているのか死んでいるのか分からない」
(吉田定士さん 89歳)
「津波が来てがーっと流された。子どもだったので何が何やら生きているのか死んでいるのか分からない」
当時小学4年生だった、吉田定士さん。地震のあと海岸近くの自宅に戻ったところ津波に飲まれました。

(吉田さん)
「あっという間です」
Q.当時、津波を想定した避難という考えはなかった?
「全然なかった」
80年前、地震から15分ほどで到達したという津波。町は悲劇を繰り返さないための対策を進めてきました。港に近い住宅街を歩いていると…
(鷺谷教授)「また案内がありますね」
(佐藤アナ)「至るところに“釜土避難所”のルートが」
