・ゆきさん(24)
「きょうも頑張ろう…」

ゆきさんも、“生きづらさ”を抱えています。

子どものころからの自傷行為…継続的に医療につながっておらず、出産後に精神科に再び通い始めました。

・ゆきさん(24)
「もちろん産んでよかったし、こうやっていま一緒に生活できてるのはうれしいけど、たまに私がなんていうんだろう…私がママじゃないほうがいいんじゃないかと思うときがある」

見えにくいハンディキャップは甘えていると言われることも多く、社会の理解は進んでいません。

ゆきさんは、薬による治療も受けていますが、病状が悪化したときに、頼れる人がいないことが心配です。

国は、支援が必要な妊婦に対する支援策を進めていますが、自治体によってばらつきがあるのが現状。

見えにくい“生きづらさ”を抱える人がこぼれ落ちてしまっています。