■さらに、他の要因も。
京都大学 峠嘉哉 准教授「ここの領域はおそらくまさに針葉樹の領域だと思います。スギとか松の針葉樹はオイル成分を葉っぱの中に含んでいて一回燃えた時に強く燃焼する。燃焼が強くなるということは延焼速度も速くなってそれで大きくなりやすいのはあった」

火災が起きた山は周りが海に囲まれているため、強い浜風を受けたことも延焼が早まった要因の一つと考えられてます。

また、地区の消防組合は地形が急勾配だったことで地上での消火活動が難しかったとしました。

山形県では県土のおよそ7割を森林が占めています。そしてそのうちのおよそ3割が杉の木となっています。

今回の岩手の火災を受け、私たちも地元の山と火災の危険性について今一度認識を持つ必要があるのかもしれません。