もし『ぎっくり背中』になってしまったら

▼動かさない
・テーピングやコルセットを使用して背中を丸めて、横向きに寝る
▼患部を冷やす
・血流が良くなって炎症が悪化してしまうので、温めるのはNG
調布くびと腰の整形外科クリニックの加藤雅敬院長は、
「基本的には安静にして患部を動かさない。痛みが1日以上続く場合は整形外科の診察を受けてほしい」と話しています。
『ぎっくり背中』日常でできる対策は

運動不足の人やデスクワークなどずっと同じ姿勢で筋肉が凝り固まっている人は特に注意してください。
肩甲骨を寄せて回す、上半身をねじるなど、ゆっくりでもいいので筋肉をほぐすことが重要です。※無理のない範囲で行ってください
伊藤博道院長:
肩甲骨を寄せるのは筋肉を衰えさせない筋トレという意味がありますから、持続的にギュッと寄せたら、筋肉に力が入っているのを感じながら10秒から15秒ぐらい維持するという静的なゆっくりとした静かな運動と捉えてください。

また、「急な動き」にも要注意です。
起床時は急に起き上がらず、横向きになってから起きたり、起きる前に背中を丸めてストレッチをするなどしてください。
くしゃみをする際は壁や机に手をつくことで衝撃を分散させることができます。
(ひるおび 2025年3月12日放送より)