手取り100%の新給付金制度がスタート
【平】アンケート結果では、「収入を減らしたくなかったから」、などの理由が多かったようです。こうした声を受け、国は、収入面でのサポートをして、男性の育休取得を促そうと、4月から「出生後休業支援給付金」制度を開始します。
現在の育児休業給付金の給付率は、育児休業取得後180日間は育休前の給料の67%、育休時の給付は非課税で社会保険料も免除されることから、手取りベースで比較すると約8割の収入です。 181日以降の給付率は50%で、手取りベースでは約6割となります。
【住】来月から新設される制度では、手取り額がどのくらい増えるのでしょうか?
【平】「両親ともに育休を14日以上取得する」という条件で、父母それぞれ28日間は、これまでの給付率に13%上乗せされて、給付率が80%となり、手取りベースでは休業前と同等になります。
【住】それならば、男性も育休を取りやすくなりますね。一方で、育児のために時短勤務する人の給料も気になります。