10年使用で事故増加…身近な家電の危険性は?
熊崎キャスター:
「家電の危険性」について見ていきます。
家電による事故件数ですが、毎年、約1000件の事故が発生していて、中には命の危険に繋がる重大な事故もあるということです。(niteより)

【2021年】1071件
重大製品事故:633件
【2022年」959件
重大製品事故:682件
【2023年】1035件
重大製品事故:815件
身近にあるモノなので注意が必要なのですが、家電を買い換える時の理由の1位は「故障」なんです。
“経年劣化が原因”で起こる事故も増えてきています。(経済産業省より 2007年~2021年)

【扇風機】
10年未満:0
10年以上:4
20年以上:10
30年以上:113
【エアコン】
10年未満:0
10年以上:16
20年以上:10
30年以上:12
【換気扇】
10年未満:1
10年以上:7
20年以上:10
30年以上:27
ホランキャスター:
自分で購入する扇風機やエアコンは普段から使うので意識しますが、換気扇は元々付いているので、「それは付いたまま」という気持ちになっていました。でも、よく見ると交換する年数も書いてありますよね。
井上キャスター:
“経年劣化が原因”の事故というのは、火災以外を含めてのトラブルということですか?
熊崎キャスター:
少し火が出たというようなトラブルなども含め、トータルで見るとこのくらい発生しているということです。
ホランキャスター:
重大製品事故が占める件数が、全体の事故件数の中でも多いですよね。軽微な事故よりも多いということも驚きです。